歯科(保険診療)
基本的に当院の歯科診療は、保険診療がメインであることと思っています。患者様の希望をお聞きし、それにあった診療方針を心がけます。 それではむし歯に関して説明します。
むし歯について
むし歯とは、プラーク(歯垢)の中のむし歯菌が砂糖(糖分)を栄養にして「酸」を作り、硬い歯を溶かし、穴をあけていく病気です。
歯のしくみについて
歯は歯冠(しかん)(歯ぐきから出た部分)と歯根(しこん)(歯ぐきの中に埋まっている部分)からなります。
- エナメル質:歯冠部(しかんぶ)の表面の最も硬い部分。
- 象牙質(ぞうげしつ):歯の形をつくっている歯髄(しずい)を取り囲んでいる部分。
- セメント質:歯根(しこん)の表面を取り囲んでいる部分。
- 歯髄(しずい):歯の中心部にある組織で一般には歯の神経と言われ、神経や血管などが通っています。
- 歯肉(しにく)(歯ぐき):歯冠(しかん)の下のピンク色した粘膜(ねんまく)。
- 歯槽骨(しそうこつ):歯を支えている顎(あご)の骨。
- 歯根膜(しこんまく):歯根(しこん)と歯槽骨(しそうこつ)の間にある薄い膜。
むし歯の写真(様々な段階のむし歯があります)
穴のあいたむし歯は元には戻りません。早期に発見に早期に治療することはもちろん大事ですが、むし歯にならないことがとても大切です。つまり予防ということが本来大切です。